コンサルティングファームを探す



戦略系コンサルティングファーム
「戦略系」とは、その名のとおり主に経営戦略や、大きな会社であれば事業部の戦略に強みがあります。何年かに1回遭遇するような問題に対してブレークスルーするものを提供するコンサルティングファームです。企業全体の経営に関わる課題を依頼されるため、経営者層とのやり取りがメインとなります。労働時間が長い傾向にあり、要求されるレベルが高くプレッシャーも大きいので、相当な体力と精神力が求められます。代表的なファームにはマッキンゼーアンドカンパニー、ボストンコンサルティンググループ、ベインアンドカンパニーなどが挙げられます。

総合系コンサルティングファーム
「総合系」とは、戦略、IT、組織人事、ファイナンスといった経営というものの中で出てきそうなあらゆる経営課題に対してフルラインでサービスを提供できるような組織を持っているコンサルティングファームです。
代表企業は、アクセンチュア、日本IBM、シグマクシス、アビームコンサルティング、日立コンサルティングなどです。

IT/業務系コンサルティングファーム
ITを導入するに当たって業務を変えていくというような、業務改善をしていくようコンサルティングファームです。オラクルやSAPというような、自社でソフトウェアを作っている会社は、それをお客さんに導入するに当たってコンサルティングが必要になっていくので、そういう部門があります。独立系では、フューチャーアーキテクトのような、商品、製品は既存に依存しないで、中立的な立場からコンサルティングをしていくというようなスタンスを有している会社もあり、「IT系」は多種多様といえます。マーケット的にもボリュームが大きい分野です。

シンクタンク系コンサルティングファーム
「シンクタンク系」とは、元々日本の銀行や証券会社、あるいは大会社が、アメリカなどでシンクタンクと言われるような研究組織をまねて、政策提言や経営に関する色々な研究が日本でも必要だということで、1970年代初頭終わりぐらいから作り始められたというのが始まりです。グループの企業に対してサービスを提供していくというようなところから始まったので、何かに特別に強いというよりは、関連のグループ企業のありとあらゆるコンサルティングニーズに対応するのがおもな業務です。行政機関から依頼を受けての公共性のあるようなコンサルティング(政策提言など)は全体の1,2割になります。代表企業は、野村総研や、三菱UFJリサーチ&コンサルティングなどです。

人事/組織系コンサルティングファーム
元々は企業の人事制度を設計するといったところから始まったコンサルです。また企業の年金制度、年金の運用をどうするかといった事もこの分野です。近年はM&Aが非常に活発になってきて、統合した後にどうやってその企業の新しい会社の組織をつくっていこうかといったコンサルティングニーズもあったりします。代表企業はエム・アイ・アソシエイツ、マーサーなどです。

監査/会計系コンサルティングファーム
「監査法人系」とは、世界の4大監査法人系ファームのことです。エンロン事件をきっかけに、巨大監査法人がコンサルティングサービスを行うことに対して、米国の証券取引委員会(SEC)が大幅な規制をしました。その結果、デロイトトウシュトーマツ以外の監査法人は、コンサルティングサービスを別会社化しました。しかし、SOX法が整備され、それに抵触しない範囲で、監査法人が、コンサルティングサービスを再び強化しています。デロイト・トーマツコンサルティング、プライスウォーターハウスクーパース株式会社、アーストアンドヤング・トランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社が監査法人系のファームです。特に、プライスウォーターハウスクーパース株式会社は、日本のベリングポイントを買収したことにより1,000名を超える規模になっています。仕事内容としては、総合系やIT・業務系と同じであり、これらの間でM&Aが繰り返されていることからも、IT系と監査法人系を区別する必要はほとんどないと思われます。