さて、前回のES対策に続き、今回は筆記対策を進めていきます。
コンサルの筆記試験は、就活の筆記試験の中では最も難しいものの一つだと言われています。
対策なしでは、大学受験での成績がいくら優秀だった人でも、
受かるのは難しいと考えていいかもしれません。
しかし逆に、
対策の効果が出やすい試験、きちんと対策していれば受かるのは難しくない試験とも言えるのです。
今回は、その対策についてお話します。
問われているのは、論理的思考と算数力です。
対策すべき科目としては4つあります。
・判断推理
・数的推理
・GMAT
・SPI2
の4つです。では個々の対策について見ていきましょう。
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・判断推理
判断推理は問題のパターンが明確です。
そして、「そのパターンの解法を知っているかどうか」で
解くのにかかる時間が大幅に変わります。解法を知っていれば、数秒で解ける問題もあるのです。
コンサルの筆記試験は時間との勝負です。
「いかに判断推理の問題を早く解くか」が勝負の分かれ目になることもあります。
対策本で問題数をこなし、解法を体に覚えこませましょう。
書籍としては「上・中級公務員 標準判断推理」があれば十分でしょう。
全パターンが網羅されています。
・数的推理
分野としては、算数です。難しくはなく、大学受験で数学を勉強した人ならすぐに解けます。
ただ、これも判断推理と同様に、
パターンに慣れておけばスムーズに解けるので対策はしておきましょう。
書籍としては「上・中級公務員 標準数的推理」がオススメです。量と質からいっても問題ないでしょう。
・GMAT
GMATは、MBA留学の際にも利用される試験で、全てが英語の読解問題です。
文章のテーマもビジネスや社会に関するものが多く、読解のほか文章から類推する問題もあります。
コンサルの筆記では英語で出題する場合と日本語で出題する場合の両方があります。
問題自体はなかなか難しいですが、出題の形式に慣れればすぐ解けるようになります。
数学と言語の一部やCritical Reasoningという文章題が中心ですので、
このあたりを練習する必要があります。
書籍は「MBA留学 GMAT完全攻略」が唯一の対策本ですが、これ一冊で大丈夫でしょう。
Critical Reasoningの章だけでも十分だと思います。
・SPI2
実はSPI2という、国内企業の多くが採用している就活用筆記試験
を採用している外資系企業も一部存在します。
テストセンターや自宅で受けるWEBテストで出題されるのはこのSPI2です。
難易度はより低く、判断推理、数的推理、GMATの対策をしていれば高得点がとれるでしょう。
ただし、コンサルでこの形式を採用している場合、
合格点も高くなると思われるため、一問のミスが命取りとなる可能性もあります。
対策に有効な本を以下に載せておきます。出題の形式を確認すれば十分だと思います。
コンサルの筆記試験は時間との勝負です。
1問1.5~2分で解く必要があります。上記に挙げた対策本で練習しましょう。
ファーム別の傾向
・マッキンゼー
完全英語の長文読解です。3時間。データや文章を読みとって論理的に答えを導く形式です。
「実際にコンサルティングをしている」という想定です。
英和辞典持込み可ですが辞書引いてる暇はほとんどありません。
とにかく英語を早く、正確に読み取る能力が必要とされるので、
GMATの練習や英語の長文を読んでおくことが大切です。
得点はのちの選考まで影響するので高得点を目指しましょう。
・ボストンコンサルティンググループ
「SPI2+論述試験」の場合と「判断推理+GMAT+国語や資料読み取り」の場合があるようです。
「SPI2+論述試験」:SPI2は高得点とるためがんばりましょう。
論述試験はケース3題ほどで、フェルミ推定やある問題に対するリサーチの方針づくりなどです。
過去問の使い回しもしているので、フェルミ推定対策の書籍に載ってる問題がそのまま出たりします。
ケース対策については次回に回します。
「判断推理+GMAT+国語や資料読み取り」:70分60問で時間が厳しいです。
50問くらい解けばいいので、「判断推理の問題を先に解く」「少しでも迷ったらとばす」
という心構えでスピーディに解きましょう。時間が足りなくてもとりあえず回答欄は埋めましょう。
GMATと判断推理の「慣れ」がものをいう試験です。
・アクセンチュア
WEBテスト+小論文です。難易度も高いわけではないので、ミスなく解くことが重要でしょう。
小論文はケースです。
・AT カーニー
判断推理+数的推理+GMATで、とにかく時間が足りません。
70分60問でBCGと同様の厳しさです。対策も同様です。
・ベインアンドカンパニー
GMATのCritical reasoning日本語版+数的推理+判断推理のベン図です。
GMAT以外は簡単なので、GMATで差がつくようです。
高得点勝負で倍率も高いのでミスしないことが大事です。
・ローランドベルガー
GABなどの問題のほかに小論文があります。
ある問題を解決する方法を問うケースです。英作文のケースの場合もあります。
英作文の練習はしていないと少し厳しいので大学受験の英作文の問題を練習しておきましょう。
・モニターグループ
判断推理+GMATのCritical reasoning日本語版+英語です。難易度はやや易しめ。
・ブーズアンドカンパニー
SPIの国語+判断推理+数的推理。
全体的に問題が複雑で難しく、時間も少ないです。
・コーポレイト・ディレクション
GMATのCritical reasoning英語版+判断推理+数的推理。
・野村総合研究所
テストセンターでのSPI2です。高得点勝負。
以上がコンサルの筆記対策です。
繰り返しになりますが、コンサルの筆記試験は準備と練習を重ねて、
問題を早く効率よく解くことが重要です。
がんばりましょう。
ケース対策は、別の記事で行います。













